風の時代と格差社会への対応

先日「幽体離脱」について記事を書いたが、私の職場の先輩♀(イメージとしてはアニメ「鬼滅の刃」の富岡義勇)から、「幽体離脱した状態の夢の中なら五感まるごと再現された状態でアニメのキャラクターと遊んだりデートできる」と言っていたことを書き加えることから今日の記事は始まる。
アニメのキャラクターには生年月日が設定してあるのだが義勇は水瓶座、炭治郎は蟹座。私は登場キャラクターの誕生日チェックをしてストーリーの流れを仮想したりタロットで結末を想定するということを昔良くやっていた。2次元のキャラクターにも魂や心が宿っていると思っているからだ。まあ、そこはどうでも良い。

2020年12月、世の中は「地の時代」から「風の時代」に移行した。
情報、コンピュータ、ネットワークの時代だ。風の時代が始まってまだ1年も経たないというのに、なんなんだ、このとてつもない不安感は。

例えばゲノム遺伝子解析。ガンを筆頭に要環境要因が相互に作用して発症する糖尿病や高血圧など、全ゲノム解析から得られる情報を応用した治療の実現に向け研究が進められていたり、高齢社会に向けてますます医療はめざましい発展を遂げるだろう。
あと優秀な遺伝子を組み合わせて誕生させるゲノムベビーが当たり前の時代が来るとしたら。。。
容姿や才能や資質や性格などは親から譲り受けるものという占星術の概念を根底から覆すことになる。また優秀な遺伝子から生まれた子供達しかいない世の中になったら、、
かつて日本では、重篤な病気や障害を持って生まれた子供を「観世音菩薩の生まれ変わり」として大切に考える風習があったという。
もうそういった宗教観などは全く不要になってしまう時代が来るわけだ。

優秀なものだけしか残らないし、残さない。優秀なものしか価値がない。→これは極端だとしても、、、 
そんな優秀な遺伝子から誕生した子供達の時代には、もはや「占いに頼る」ことなどしないだろう。特にスピリチュアル系は。その件についてはまた後日。

今から40年位前にヒットした松本零士先生の「銀河鉄道999」というアニメが大好きだったのだが、このアニメは
永遠の命を手に入れるために不老不死の機械の身体を手に入れるために宇宙列車999に乗って銀河を旅する少年・鉄郎の成長とサバイバルを描いたものである。機械の身体を手に入れるためには、購入するか自分の持っているものとの等価交換しかない。
何も等価交換するものや財産を持たないものは生身のまま死んでいくしかない。このアニメの根底にあるものは「格差社会」なのだ。機械の身体(アンドロイド)を手に入れた者人間=時代に選ばれし者、というように。
まさに現在は40年前のアニメ通りの筋書きとなりつつある。唯一の違いはアンドロイドか遺伝子か、ということだ。

これからゲノムベビーが当たり前の世の中がきたら格差社会がそのまま浮き彫りになるだろう。親がどれだけ受精卵に優秀な遺伝子を組み込んでくれたかで、その子供(人間)の価値が決まってしまうかもしれない。
これからはそういったことも考えていかないといけない時代がやってくるのだ。怖い、怖い。笑

幽体離脱して銀河鉄道999の鉄郎に会うことができたら、その後メーテルとどうなったのかをきいてみたい。