風の時代と格差社会への対応②

2020年12月から風の時代に突入し、世界中はコロナ禍で日常生活でも生活様式も価値観も大きく変わってきた。
東京オリンピックではスケートボードなど新種目では金メダリストが14才など色々な意味で予想を大きく上回る結果となった。

オリンピックで感動できるのは、アスリート達が競技上に立ち全てを賭けるその瞬間を共有できることだと思う。
世界最速タイムを出したから感動、とか前代未聞の神技だったから感動、という事ではない。これは私個人の考え方にすぎないのだが、その一瞬だけの為に気の遠くなる時間を練習だけに注
いで挑戦し続けるストイックさと集中力、真摯さが心を打つのだ。
これから先、アスリート界にも何かしら大きな革新が起こるかもしれない。
風の時代=情報社会の時代では更にハイテク化が進み、「結果を出す」ことのみが注目されるようになると、アスリート達は最新のコンピューターでフォームを解析したり、ドーピングすれすれのサプリメントが開発されていくかもしれないし、それによって60才や70才のアスリートだって出てくるかもしれない。「オリンピックで金メダルを獲ることが生涯の夢だったんで定年後に全財産掛けて筋肉増強し、コンピュータで勝てるフォームを研究し実践しました」っていうコメントが当たり前になるのかもしれない。
「コツコツ時間をかけて修得する→時間の無駄→必要な情報のみ取り入れて無駄を省く」という考え方、というか
私自身が風の時代に向いていない人間の一人である。

2年前に風の時代が来たら、自分はどうなるのだろうと真剣に考えたことがある。私はツイッターとかインスタやラインなど外部で発信されている情報に一切関心がないので世間の流行りものに疎く、「繋がる」という言葉が苦手なのだ。
けれど現状は特に何も変わらないし不都合もないので、当分は今まで通りの自分で生きていこうと思う。
情報が多すぎるというのもそれを選別しないといけないので、逆に不効率で面倒な世の中をどう生きていくかが今後の課題なのだ。