小豆島は醤油と神々の島 (1)

『小豆島は醤油と神々の島』という題名から初めて私のブログを読む読者の方々はスピリチュアル的な内容を期待されたかもしれないが、今名古屋に戻る帰路で車中で書いているため小難しい内容は割愛する。

ジャンボフェリーで小豆島から帰って直ぐに行った場所は『瀬戸の祭寿し 兵庫町店』。
日本中のお寿司屋さんには申し訳ないが、この価格でこれほどのネタを食べられる寿司屋が他にあるだろうか。
魚卵を筆頭に海のナマモノが嫌いで、自称『寿司屋に行くと必ず割り勘負け』『真性食わず嫌い』を名乗っていたこの私が堂々と寿司をオーダーできるようになった。
私は東北にはあまりご縁がなく、自分が心ときめく場所は鹿児島、香川、徳島など南西エリアになるので贔屓目になるかもしれないが、味噌汁の具の弾力がある噛み応えを持つワカメ、出汁の利いた甘口の醤油など、ネタ以外でも瀬戸の祭寿しは全てにおいて私好みである。



最後の最後に高松琴平電気鉄道(ことでん)のマスコットミニトートを買って名古屋への帰路に向かった。
ことでんマスコットのことちゃん



小豆島は「醤の郷(ひしおのさと)」と「寒霞渓(かんかけい)」について後日書き記す予定であるが、小豆島はやはり自分にとって知っておくべき場所であり、理屈ではない肯定的な何かを感じられる場所だった。
それがホロスコープで指し示された故人とのご縁なのであれば尚更納得できた。
それというのも数年前からパートナーと一緒に食事をする事が多くなり、昨年から毎日一緒に同じ物を食べているのだが、私の味覚は180度変化して、現在では日々の調理も醤油だしに拘るようになった。
初めてパートナーと高松で讃岐うどんを食べた時に「悪くないけどなんか薄いかなあ」と思いだし汁に醤油を加えていたのだが、今では信じられない話である。

瀬戸内=食べ物が美味しい=幸せな場所

それも今回の旅で再確認できた。